当社は、下記の通り2009年3月期第2四半期業績を発表しました。
まずは業績概要からご説明させていただきます。
2009年3月期 第2四半期決算概要(連結)
売上高 :5,401百万円(前年同四半期比57.2%増)
営業利益 :960百万円(前年同四半期比21.6%増)
経常利益 :914百万円(前年同四半期比15.0%増)
純利益 :527百万円(前年同四半期比13.5%増)
受注残高 :6,421百万円(前年同四半期末比24.8%増)
以下、第2四半期決算の主なトピックです。
(1)連結売上高5,401百万円 (前年同四半期比57.2%増)
連結売上高は前年同四半期比57.2%増の5,401百万円となりました。
以下、分野別・事業セグメント別の主なトピックをご紹介いたします。
分野別
■インターネット取引システム
インターネット取引システムの売上は前年同四半期比223.4%増の2,032百万円となり、前期に引き続き大きく増加しました。
特に、個人投資家向けを中心に大きくマーケットが伸びているFX(外国為替証拠金取引)システムについては、ソニー銀行、マネーパートナーズに販売するなど好調に推移しました。
また、大阪証券取引所の取引所FX取引である大証FX(仮称)システム導入案件の受注をきっかけとして、FXシステムの引き合いは強まってきており、当該分野におけるトップシェアのシステムとして強い競争力を保っていると認識しています。*大証FX(仮称)システムは2009年春より稼動予定です。
■ディーリングシステム
従来からの主力分野であるディーリングシステムにおいては大型案件がなく、当四半期はリピート案件中心の展開となったため前年同四半期比6.1%増の1,828百万円となり、ほぼ横ばいとなりました。
しかしながら、当社がシェア拡大を狙うメガバンク向けシステムについては前年同四半期比134.4%増と売上を拡大することができました。
事業セグメント別
■システム・インテグレーション(SI)
当四半期はUMS(導入)にエンジニアリソースを振り分けたため、SIの売上は前年同四半期比19.1%増の2,047百万円と微増となりました。
■UMS(導入)
「SPRINT」導入案件を中心に、UMS(導入)売上は前年同四半期比696.7%増の1,139百万円と大幅に増加しました。
また、2009年春の稼動を目指す大証FX(仮称)システム導入案件については要件定義~設計フェーズまでが完了しており、当四半期より売上の一部が計上されています。
■UMS(サービス)
現在、ネット証券を中心として合計10社に採用されている「SPRINT」を中心に、UMS(サービス)の売上は前年同期486百万円から937百万円と倍増しました。
当四半期には「SPRINT」のラインナップとして債券対応版を開発し、オリックス証券に採用されました。また、デリバティブ時価評価サービスを新たにスタートし、メガバンク1行に採用されました。
(2)売上総利益率42.3% (前年同四半期比1.2ポイント減)
売上総利益率は、前年同四半期43.5%から42.3%に若干低下しました。
これは前年同四半期において63.9%と特例的に好調だった保守の利益率が当期は54.3%と想定どおりの水準に落ち着いたことが主な要因です。(当社は保守の想定利益率を55%に設定しています)
(3)UMS事業向け研究開発費494百万円 (前年同四半期比197.4%増)
当社は2012年3月期を最終事業年度とする5年間の「第二次中期事業計画」において、最初の3年間を「投資フェーズ」と位置づけ、UMS事業の立上げ・拡充を目的とした先行投資を集中的に実施しております。当期はその2年目にあたります。
当四半期はUMS事業の積極展開に伴い、計画値を上回る494百万円(前年同四半期比117.4%増)を販管費内研究開発費として計上しました。なお、計画では当該費用として270百万円を消化予定だったため、計画比で54.6%増となりました。
(4)連結営業利益960百万円 (前年同四半期比21.6%増)
前年同期比で57.2%増と売上高が大幅に伸びた一方、利益面においては、UMS事業向け研究開発費を計画比220百万円増額し約494百万円支出したことから、売上の伸びと比べて利益の伸びが小さくなっています。
結果として、連結営業利益は前年同四半期比21.6%増の960百万円となりました。
(5)受注残高6,421百万円 (前年同四半期末比24.8%増)
受注残高は、第2四半期時点での過去最高額を達成し、前年同期比24.8%増の6,421百万円となりました。この受注残高6,421百万円のうち、4,389百万円を当期売上として計上予定です。
これにより、当四半期の売上高5,401百万円と、当期計上予定分の受注残高4,389百万円を含む2008年9月末時点での今期予算達成率は93.3%となりました。(当社は2009年3月期の連結業績目標として10,500百万円を見込んでいます)
以上、当第2四半期決算の主なトピックをご紹介させていただきました。
当期経営成績の先行指標となる受注残高の好調な積み上がりにも表れていますが、第2四半期終了時点では、次年度にあたる2010年3月期の業績目標下限値の1年前倒しに向けて順調に進捗しております。
当社は最終的な顧客への納入を期末までに着実に遂行することで、確実な当期業績の達成を目指してまいります。
なお、当ブログでも何度かご説明させていただいておりますが、当社は、売上の計上基準として「検収基準」を採用しています。そのため、顧客へのシステム納入が集中する3月、つまり第4四半期に売上が偏る傾向があります。
(「検収基準」とは、当社が顧客にシステムを納入し、その確認(検収)を顧客から「検収書」という形で受領した時点で、初めてその案件を売上計上するものです)
サブプライム問題に端を発する金融市場の混乱は、当期の受注活動においては顕在化しておりませんが、今後影響が生じる可能性があると認識しております。来期以降の金融機関のIT投資動向を注視し、積極的な提案活動等による案件の掘り起こしを進めていく所存です。当社は今後ともみなさまのご期待に沿いますよう、社員一同全力を挙げて目標達成を目指してまいります。
■参考
2009年3月期 通期業績予想概要(連結)
売上高 :10,500百万円(前期比29.2%増)
営業利益 :2,510百万円(前期比20.6%増)
経常利益 :2,500百万円(前期比20.5%増)
当期利益 :1,475百万円(前期比19.5%増)
その他、当四半期業績の詳細に関しましては、決算短信をご確認ください。

